街も、屋内水槽もお祭り騒ぎ!!
今月は毎週のように、近くでお祭りがさかんだ。三軒茶屋の「三茶de大道芸」、松陰神社の「幕末維新祭り」、そして今週末は世田谷の「楽市楽座」。中でも「三茶de大道芸」で観た“サンキュー手塚”に感動した。ストーリー仕立てのパントマイムの芸。妙にヘラヘラしたニコニコ顔で、ブツブツ何か言ってるような、メリハリのない感じのスタート。だが、芸が始まると、面白い!!最後にはうっすら、いろんな意味で目頭が熱くなっていた。芝居のイイところで、子供が走り回るハプニング、でも同じテンション、表情で、子供たちと一緒に走り回って少し脱線、観てる方はヒヤヒヤだが、楽しい雰囲気は壊さない。そんな様子にも感動できた。来年も行こう。
その頃、我が家の屋内水槽でも、メダカとミナミヌマエビが相次いで抱卵お祭り騒ぎだった。屋外のトロ舟ビオトープやガラス鉢ビオトープは、この夏何度も抱卵を確認していたが、屋内の、日光の助けを借りない環境での抱卵は初めて!しばらく子供と観察して、記念撮影!と試みたが、全然うまく撮れない。なので写真はナシ。。
現在、水槽(36センチ)内の状況は、ミナミヌマエビ25匹くらい、メダカ7匹、ウグイ稚魚1匹、スジエビ3匹、たぶんイトトンボのヤゴ2匹。なので親離れした稚魚や稚エビは、たちまち食べられてしまうだろう。ただ、稚エビに関してはこの時のために、(細かな枝葉の間に隠れる事が出来る)ウィローモスという苔類の水草を流木に巻き付けて、稚エビの避難場所のために既に用意していた。問題はメダカだ。。とりあえず卵を採取して隔離しよう。
今回のメダカの卵採取方法は、、“ちびネットin水槽”だ
写真のように、水槽内にちびネット(小さい網)を浮かせるように引っかけて、抱卵メダカを隔離する。数時間すると、卵はお腹から離れて、ネットに付くという作戦だ。
次に、卵管理用の小さな容器を用意。今回は以前100円ショップで購入した小さなガラス鉢。そこに水道水を深さ1〜2センチくらい入れて、浮き草も入れる。あまり水を多くすると、水面からの酸素供給不足になるらしい。ただ、水量が少ないので、置く場所によって水温が変化しやすいので気をつけよう。浮き草は、卵をある程度、固定させるため。
写真は卵用水槽。この中にメダカの卵が20コくらい居る。上はビオトープで自然発生した浮き草(大きめのはドアーフアマゾンフロッグピット。3株300円で購入したものがこの夏だけで多分1000株くらいに増殖。外来種スゴイ)
いまのところ、2匹から、20コくらい採取できた。このうち何匹孵化してくれるか、楽しみだ。ただ、今朝も2匹のメダカが抱卵していた。水槽がいくつあっても足らないです。
現在、屋内水槽の水温は22度まで下がってきた。繁殖に適した水温なのだろうか。もうちょっと高いイメージがあったが。。とにかく勉強になる。
写真はスジエビ。5センチ弱。多摩川ガサガサで捕獲。体が透明なので、食べたものもスケスケだ。それとこのフォルム!かっぱえびせんのエビのような、とってもエビらしいラインを持っている。(かっぱえびせんの包装紙を調べたらスジエビよりミナミヌマエビの方が似ていた。。)性格は穏やかだが、食事の時にボロを出す。エサの一粒を大事そうに食べるミナミヌマエビとは対照的に、スジエビは一粒を口でくわえながら、のしのしエサを探しまわり、右手に一粒、左手に一粒と、3杯目までエサを確保する。まるでおにぎりを食べる山下清と、バイキングで欲張る誰かさんに例えれる。
夜、水槽内のメダカやエビを見ていると、すぐに眠くなる。今日は寝ないぞ!と決めてかかっても、3分も見ていれば、ウットリしてくる。不眠症でお悩みの方は是非試してみてください。