ガサガサ翌日、ひとり多摩川へ
昨日のガサガサ体験ツアーは、みんな楽しんでくれて嬉しかった。
今日は日曜日。ひとり、用事のないお父さんは、午後の多摩川へ。
お父さんの釣りは、特に大物狙いではない。数匹の小魚に遊んでもらえれば満足の釣り。流れの緩いポイントにウキをぽつんと浮かべて、今も昔も変わらないウキの動きを眺める。
“ウキ下、どのくらい〜?”
懐かしい親友の言葉を思い出したり。それでいい。
いつものように練り餌を丸めて針に刺し、さらに針ごと指で丸める。
「ぽぃ。」
ウキがピンと立ったのを確認して、テトラポットに胡座をかく。
すぐにツンツンと小魚がさぐりを入れる。次のアクションで竿を上げてみよう。。ツンツン。。ハッ! 10センチくらいのウグイが釣れた。それから当たり前のように、同型のウグイがキラキラと弧を描いて胡座の中におさまる。まるで同じウグイが何度も遊んでくれているように
。。
同じ体勢で腰がこってきたので、立ち上がって伸びをする。ふと、高い位置からウキ周辺の水面を見渡す
。
「ん?!」
なにかモワっと動いたように見えた。目が慣れてくると、かなり底の方まで見える透明度だ。
「ゥ、ウワッ!」
80センチ級(ちょっと大袈裟)のドでかい真っ黒い鯉が、ヌボーっと底の方に沈んで居座っている。。。無意識に竿を上げた。あんなでかいのが針に掛かったら、、恐怖で後ずさり。昔から、公園の池に住むでかい鯉が苦手だった。あのマットな質感が苦手なのだろう。。すると、今度はキラギラっと無数の光るものが視界に入った
。
「ヴワワワ〜!」
たぶん、ボラだ。。ボラが何匹も群がって、テトラポットに付着している何かを、体をよじって食べまくっている。一見カツオ?と思うくらいピチピチパンパンで、背には艶があり、腹は銀でラインが数本並んでいる。これも80センチ級(これもちょっと大袈裟)だ。。また恐怖で後ずさり。。結局、苦手の正体は質感とかではなかった。単にデカイ魚が苦手ってことだ。きっとジョーズの影響だ。八百屋に並んだデカイ魚はぜひとも触りたくなる。けど水の中のデカイ魚はこわい。まぁ、いい。。それより釣りはどうしよう。デカイの、どっかいってくれないかなぁ。。あぁカッコワルイ
。。勇気をだして、竿を出してみた。コエ〜〜
。。怖くて底の方を見れない。。ウキだけを見よう。。ツンツン。。キタ〜〜ッ。。。。オ!ウグイだ。ほっ。。
今日の釣りは終わりにしよう。。
すっかり秋の色。
背より高かった草花が、枯れて触ればカサカサ。命は落ちて舞って、ある意味始まりです。
家路に出発進行ォ〜!
« おままごと 〜その2.再燃編〜 | トップページ | 街も、屋内水槽もお祭り騒ぎ!! »
「B. 釣り、ガサガサ」カテゴリの記事
- 横浜のカサゴちゃん。(2017.11.15)
- ヌスットガリ。(2017.11.14)
- 小物釣り&ガサガサ in 多摩川(2016.09.04)
- バンタム10SG(2015.11.19)
- 渓流釣り2010(2010.09.15)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ウグイって食べられるのですか?
ある釣り人に「取れた魚はすべて食べる」と言われ、まず「食えるか、食えないか」が重要なポイントなんです。
明日は江戸川で小物釣り。
投稿: ちょびデブ | 2009.10.30 13:37
たぶん、ほとんどの魚は食べれると思いますけど、
それが旨いか不味いか、
なんとか菌があるから調理方法が限られる、
とかその辺りが問題だと思いますよ〜。
ウグイは内蔵キレイに取って、
唐揚げや塩焼きとかいいんじゃないですかね^^。
とにかく火をよく通す料理にしたほうがいいですよ。
友達は晴海で釣ったハゼをお刺身で食べてましたけど。。
旨かったらしいですよ。
その人は、海水浴にいって、
拾った、もしくは水中で足の指にひっかかった、
名前もわからない貝を、
その場で、100円ライターで炙って
食べてしまうようなワイルド野郎です。
投稿: | 2009.10.30 13:52
ザリガニが水槽から脱走しました!!
夜中にうちのハニーが居間にいるとガザガサ、ボトンと音がすると、ザリが床にいたんです。ちょびデブ家では、推理結果、ブクブクのホースをよじ登ってきたと考えています。
管理人さんはどう思いますか?
投稿: ちょびデブ | 2009.11.20 19:04
ぼくもそう思います^^。
気がついてよかったですね〜。
ザリの足では、江戸川までは
何日もかかりますからね〜^^。
そうそう話変わりますが、
水槽にライトつけたら、水草もバンバン成長するし、
とにかく、水槽内が美しく見えて、
今以上に晩酌の肴になりますよ〜^^
ザリやエビなどの甲殻類はカルシウム不足になるかもですよ〜
投稿: 中村 | 2009.11.25 05:48