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2010年11月

2010.11.24

魚籠作りに挑戦 ⑦ 勇気の切断!

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次はフチの製作だ。そのためには上に張り出した余分な竹ヒゴ、ぐるっと回して編んできた横骨のおつりを切断しなくてはならない。これにはかなりの勇気がいた。一本一本こしらえてきた竹ヒゴたち。まさに血も出して育ててきた一本一本。使う部分、多分余って削除するだろうとわかっていた部分。同じように想いが詰まっている。だってこんなに余ってるんですよ。。↓とほほ。

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いざ切断。切断する前に、横骨が上にズレないように紐で固定。また、膨らまないように周囲をギュっと縛り直した。よし、ほんとに切断だ!あ、どう切断しよう?糸鋸でコキコキするか。よし。コキコキ。。革側からコキコキ、半分くらいまで刃が入ったら、ポキッと手で折っていった。狭いところはカッターを地道に入れていった。最初からポキポキ手で折ると、竹革がポキっといかず、ツーっと残すヒゴに亀裂が走ったりするので、意外とここは繊細に。厄介だったのが、籠の内側の余った横骨の切断。糸鋸もカッターも狭くて入らないので、ハサミでカット、、切断はできたが、ハサミの圧力で次々と繊維に沿って亀裂。。いいアイデアも浮かばず、ここは課題が残った。まあ内側なので気にしなければそれでいい。

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散髪修了!角刈りになりました。
さて、フチの竹ヒゴの削り出し作業に入る↓。いよいよ完成に近付いた。いやあ、しかし時間もかかるし、失敗続きだし、想像以上に大変です。。

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魚籠作りに挑戦 ⑥ 力骨をキュキュっと!

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横骨をすべて編み込むと想像以上にガッチリな感じになった。ケチらずにもっと竹ヒゴを薄くしても全然良かったと思う。いやもっと薄くした方が、編み込み後の、バランスをとったり微妙にカタチを整えたりがラクだったろう。でもこれはこれで、このガッチリ感がステキだ。さあ、次は「力骨」という太い厚い竹ヒゴを、隙間ない竹ヒゴの間にギュギュッッと差込んでいく。これでさらに強固なカゴになるというわけだ。いかんせん経験がないので、悪い予想ばかりが浮かぶ。ほんとに力骨が入る余裕はあるのか?力骨がなかなか入らずメキメキ、、ポキ!と今まで苦労して製作した竹ヒゴたちが悲鳴をあげるのでは。。そうなると最初からやり直しだ。やだやだ。慎重に取りかかろう。まずは力骨を削り出す↑。全部で7本。幅があるだけに削り出すのに時間がかかった。先のほうに向かって徐々に細く、さらに差込みやすいように先っちょを薄く尖らす。そして曲げ。色々曲げる方法はあるみたいだが、今回はヤカンの蒸気でゆっくり曲げることにした。写真はないが、ヤカンの注ぎ口から吹き出る蒸気を、曲げたい箇所にしばらくあてながらゆっくり曲げていく。これは思ったよりキレイに気持ちよく曲がった。少し難しいのは、たとえば8センチ間隔で曲げようと印を付けたところ曲げると、9センチくらいの間隔になってしまうところだ。直角には曲げられないので、どうしても太ってしまう。そのため少し曲げたい手前から曲げていく。最後は勘に頼ることになる。ただ、ミスってもやり直しがきく。蒸気をあてるとまた真っすぐになるのでやり直せる。うまく曲げれたら、すぐ水に沈めて安定させる。

さて差込んでみるか!その前に、コワイので、カゴをしばらく水に浸けて柔らかくしてみた。あと力骨の革側の角をヤスリで大きく面取りをした。横骨に接触する部分なので。

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うむむ?思ったよりスンナリ差込めそうだ。力は入るが、滑らかに入っていく。

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入った!やったぜ!かなりの満足感に満たされる。この調子であと6本差込むぞ!同じように逆の力骨を差込む。次はサイドの長い力骨2本。

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そして正面センターの3本。さすがに最後の方はかなり力が必要だった。7本すべて差込み終わって、一服。最高の気分だ。ものすごく頑丈になったカゴを膝に置きながら撫でまわす至福。たまらない^^。

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2010.11.21

魚籠作りに挑戦 ⑤ いよいよ編み込み

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前回組んだイカダは無事ひび割れず落ち着いたようだ。よかった。これまでの反省点を踏まえて突き進もう。今回はいざ編み込み。魚籠の底となるイカダからほぼ直角に上方に竹ヒゴを編み込んでいき正面、後面、側面を構成させる。上方にいくカーブや角が難しいらしい。たしかに難しそうだ。まずは3〜5ミリ程度の細い竹ヒゴを5段くらい編んでいく。あらかじめ湯船に竹ヒゴを浸して柔らかくしておく。かなりフニャフニャになる。これで作業しやすくなる。イカダからクモの足のように出ている竹ヒゴを立てながら、上方に向けて編み込む。意外に調子がイイ。このまま無難に予定サイズまで到達してしまいそうだ。

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次に少し太めの7ミリくらいの竹ヒゴを編む。まだ厚いのか反発力が強い。少し薄くして調整する。次に10ミリの竹ヒゴを最上段まで編み込む。いざ編んでいくと一本一本の竹ヒゴの厚みが微妙に違うことに気付く。その都度調整しながら編み込む。予定の本数を編み込み、上にずり上がらないように輪ゴムやテープで固定する。最下段から微妙に空いている隙間をちょこちょこずらして埋めていく。均一な幅の竹ヒゴを用意できればもっと隙間無くキレイな仕上がりになっただろう。十分だ。最後に、負担が多少偏っている所を見つけ、負担を拡散すべく竹ヒゴを調整していく。でけた。

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ただ、忘れていた事が一つあった。下段から上段にかけて少しづつすぼまったカタチにしたかったのだが、そのまま成り行きで編んでしまった。測ってみると、寸胴どころか上段に向けて少し膨らんでいることがわかった。まずい。写真↑では正面なのでよくわからないが、上から見ると、竹ヒゴの反発力でまん丸に膨らんでいる。これを底のイカダほどに手で押さえると写真よりずっと横に広がり実に不格好だ。しょうがなく、色々な方法ですぼめていく作業を要することになった。終えてみると、やり直しした方がよっぽど早い時間で修正できていた。。遠回りも勉強というが面倒臭かったのが理由なので複雑だ。最後にあまりに膨らんだ奥行きを抑えるために、重しをのっけて慣らせてみる。

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翌朝、重しをのけると、キレイに元通りまん丸に還った。。

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2010.11.12

魚籠作りに挑戦 ④ 竹ひご作り イカダ作り

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ある程度薄くへいだ竹を、今度は小刀で均一にもっともっと肉薄にしていく作業へ突入。
肉薄にした竹ひごで、まずは魚籠の底になるイカダ部分を編むのだが、これが思ったより苦労した。。これ以上薄くしたらヘナヘナな竹ひごになるのでは?というとこまで薄くしたはずの竹ひごで編んでみたが、なかなか予定サイズに収まらない。。もっと薄くなのか?竹ひごをさらに均一に薄くしていく。これを3回くらい繰り返し、やっとのこと予定サイズに収めた。フウ〜ちょっと感動。翌日、イカダを手に取り前夜の成果をあらためて拝見。むむっ!ひび割れてる〜〜!!カーブを描いた竹ひごの頂点がささくれだって、今にもベキッ!と折れ曲がる寸前。。ショック。。やり直し。新たにまた竹ひごを地道に均一に薄くしていく。

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↑これは完成品

なにが辛いって、この均一に薄くしていく作業に時間もパワーもえらい消費することだ。
もちろんそれ専用の道具も売ってる。カンナのような刃の間に竹ひごを通して引っ張れば、均一に美しい竹ひごが出来上がる道具。欲しいが高そう。どこに売ってるかもわからない。それに、ナタと小刀など極シンプルな道具だけで仕上げたい!というとカッコイイが、あまりお金をかけないが肝。がんばろう。おかげで毎日、両手が痛い。スリ傷、切り傷、筋肉痛。でもこれがまた充実感。

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そうだ、前回作った、竹ひごの面取り用に開発?した「面取りくん」が大活躍だ↑。竹ひごの仕上げに角角を滑らかにする。これで一気に竹ひごに愛着が湧く。

話がメチャクチャだが、イカダ製作後のヒビ割れが続く。。4回くらい繰り返すと、さすがに理由がわかるものだ。乾燥だ。狭い部屋で深夜にガンガン暖房を入れてるので、それが原因で竹ひごが折れやすくなっていたのだ。なのでイカダさんは外の駐車場に置いてある。時々見に行くが元気そのものだ。それと竹ひご薄くしていく際に、少し水に浸しておくと、柔らかくなり余計な力を使わずに小刀でカンナのように削げる。

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次回は、本格的に竹ひごで編んでいく作業。。になればいいが、いまだ、イカダさんのひび割れがコワイ。。

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