« 2012年10月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年11月

2012.11.27

20話 二人の先生。

Imgp1966_2

ペロには二人の先生が居る。

遊びの達犬、黒ラブラドールのウォレス。
教育の達犬、甲斐犬のゴマ。

人間では教えられない
犬社会のルールやマナーを
ペロはこの二人から多く教わったろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「こうやって遊ぶんだよ〜〜^^!!」
ウォレスはいつも、ペロにそう言いながら
跳ね回っているようだった。

時には仰向けになり、
小さなペロを乗らせて、あやしているようにも見えた。

ペロにとっては、
色んな遊びを知ってる頼りがいのある
大きなお父さんに見えただろうか。

本当に頼もしい存在。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「こらこら、やめなさいよ^^」
いつもキレイにお座りして大人しそうなゴマ。
でも、ペロが他の犬と喧嘩した時は、
間に入ってかばってくれた。

時には、ペロがいけない事をすると
ワンッ!とひと吠え。
しっかりと分かりやすく叱ってくれる。

「ゴマはペロを息子と思ってるのよ^^!」
ゴマのお母さんがそう言うのには訳がある。

去年の秋。
ペロが二回目のワクチンを終えて、
初めて自分の足で散歩に出ようと
玄関を開けたら目の前に居たのがゴマ。

お母さんお手製の洋服に身をつつみ、
お母さんの横にピッタリとお行儀よく歩いていた。

「あらら~おチビちゃん~何ヶ月~^^?」

とても気さくに話しかけてくれたのを覚えている。
ペロの名を知ったのも、触ってくれたのも
ゴマとお母さんが最初だった。

お母さん曰く、
「犬は初めて散歩で会った犬を忘れないんだよ^^」
ゴマの方も「私が最初なのね^^」と感じ取ったのだろう。

本当に頼もしい存在だ。
うちの家族にとっても。

初めて犬を飼う自分らにとって
犬を飼う事は色んな意味ですごい事で、愛犬家は皆、
それ相当な勉強を重ねた上で犬と共に居ると思っていた。
しかし現実はそうでもなかった。アレレ。。
そんな拍子抜けした姿勢を再び正してくれたのが
ゴマのお母さんに借りた犬の本。

本の内容も終始「ペットを飼う」ではなく、
「動物と暮らす」という観点ですごく好感が持てた。
しかし胸を打ったのは、余白に書かれた直筆のメモ書きの数々。
まるで受験生の参考書状態だった。
こんなベテランでも、今も時々読み返すという。
素晴らしい姿勢を持った方だと思った。

実に頼もしい存在だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

早いもので、出会いから一年が経った。
ペロは一歳五ヶ月。
もう成人式を迎えた頃だろうか。
お陰様でここまで順調に育ってくれた。

でも二人の先生とは、
なかなか会えない状況になってしまった。
二人のお母さん共、ご病気で、
犬を預けることになってしまったからだ。

ゴマとお母さんが公園に来なくなって
もう五日くらいだろうか。
今まで埋まっていたものが、ぽっかりと足りない。。
飼い主の気持ちを察してか、
ペロの元気も無いように見えてしまう。

ゴマのお母さんが歩けなくなったと聞いて
その夜、訪ねた時に、ペロの気配を感じて
家の二階から聞こえたゴマの鳴き声。

何を叫んでたのだろうか。

横に居た息子ペロにはわかったはず。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公園で友達がおやつをもらったり、遊んでる中
ペロがある方向をじっと見て座っている。

公園の裏の入り口。
ゴマとお母さんのお家のほう。

ペロはいつまでも待ってるよ。

「親思う心にまさる親心」松蔭









黒柴犬 ブログランキングへ

豆柴犬 ブログランキングへ

柴犬ペロォ
2011.6.24生まれ♂。本名「夏の黒政号」
娘さんデザインのダンボール造新築一戸建てに住んでいる。
趣味は洗濯物の上でオシッコすることだ、ガハハ^^
それとお父さんの膝のカサブタを舐めることだ、ガハハ^^

2012.11.19

19話 愛しのハチ公。

Ppw_hachikouzougure

渋谷の人混みの中、
今も微動だにせずご主人様を待つ忠犬ハチ公像。
今年もハチ公の誕生日を迎えた。
虹の橋のたもとで上野教授は待っていてくれただろうか。
光景を浮かべるだけで胸が詰まる。


上野教授と暮らした時間はわずか一年。
そこから死ぬまで思いを継続させ
渋谷駅で朝夕主人を待つ姿を想像すると
理想をはるかに超え神神しい。


Chuken_hatiko1


教授の亡き後、里親宅で大事に扱われていたハチ公だったが
その後も毎日のように通った渋谷駅ではただの野良犬同然。
周辺の心無い人間から酷い扱いをされていたらしい。

20120521234104a44

実情を知った初代日本犬保存会会長は
ハチ公の忠犬ぶりを哀れみ、新聞社に投稿。
たちまち渋谷駅周辺でも人気者となり、
餌をやりにくる人間もでてきた。
しかし、その待遇は死ぬまでの最後の二年間。
ほとんどの月日を渋谷駅では野良犬同然だったらしい。



ハチ公死去。
昭和十年三月八日朝六時過ぎ。
ハチ公が冷たくなっていた発見された場所は
今の246と明治通りの角の書店近く
渋谷川稲荷橋付近。
当時の渋谷駅の裏にあたるところらしい。
いつもは通らない場所だったようだ。



自分は無宗教だが、
天国は在ってほしいと思う今日この頃だ。。




最後に、
邦画「ハチ公物語」のビデオクリップ。
ぜひ大画面で。
あらためて、、ハチーーーー!!

すべての愛犬よ永遠なれ。




黒柴犬 ブログランキングへ

豆柴犬 ブログランキングへ

柴犬ペロォ
2011.6.24生まれ♂。本名「夏の黒政号」
娘さんデザインのダンボール造新築一戸建てに住んでいる。
趣味は洗濯物の上でオシッコすることだ、ガハハ^^
それとお父さんの膝のカサブタを舐めることだ、ガハハ^^

« 2012年10月 | トップページ | 2013年1月 »