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2016.05.12

83話 都市伝説

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「信じるか信じないかはあなた次第。。」








「なんだよペロくん、、
 コワい顔しちゃってさ~。」

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「…寅くん、、オイラ見ちゃったんだよ。」


「エ?何を見たのさ〜。」

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「言わないょ、
 どうせ信じてもらえない。。」

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「ペロくんっ!何を見たんだよ、
 教えてくれよ~!!」


「いやだ。」

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「なんだよ~、
 自分から言い出したのにっ!!」


「いやなものはいやだっ!
 あれは全部オイラのもんだっ!!」


「え?
 なんなの??それっ、
 教えてったらーっ!」

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「……しょうがない。。
 寅くんにだけ教えるよ。
 ぜったい内緒だよ。」


「うん。」


「あれは、たしか、、
 そう、
 父さんのポッケから
 活きのいい煮干しが一匹
 飛び出した朝散歩だった。。」






♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪





「うわわ!…ナ、ナンダナンダ〜っ!!」


「どうしたの父さん、、、あっ!
 煮干しじゃないかっ!!
 どこで釣ってきたのっ?
 いつ乾燥させたのっ??
 …きっとオイラが熟睡してる時だ。。
 オイラを喜ばすために父さん、
 房総までクルマ飛ばして、
 そっと帰宅して、釣った魚を
 朝まで寝ずに干したんだ。。
 それをわざわざ公園まで持ってきて、
 うわわ!…ナ、ナンダナンダ〜っ!!
 とか言って、
 活きのいい煮干しが、
 まるでポッケから飛び出したような
 サプライズな演出までつけて・・。
 …父さん、、。」

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「ほら、逃げられるぞ。
 早く食べちゃいな^^。」


「うん^^ありがと、父さん。
 じゃあ遠慮なくっ!
          、、、、おや?」

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「なんだ、この音……。」



『ブブブブブブブブブブブブブブブブブブ……』



「あっ。。
 あれは……、」

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「う、うそだろ…、

 ……ご飯粒が……空に。。。

 …………しかも、なんて大きさだ……。」


「おーぃ、
 活きのいい煮干しはいらんかえ〜。」


「シっ!、、ちょっと黙ってて父さん。
 いま、煮干しどころじゃないんだっ。。」


「…しょぼ〜ん。」


 






♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


 






「…そ…そういやぁ〜ペロくん、
 きのう久しぶりにアイツに会ったよっ、
 ほら、アイツだよ、アイツ、、
 ク〜、名前が出てこない〜アハハァ〜…。」

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「ほら信じてない。。」


「…わかった!雲のカタチがたまたま…。
 
それか、まつ毛にご飯粒が付いてた!
 それで大っきく・・!」


「もういいったらーっ!!
 オイラ、あのデッカいご飯粒、
 ぜったい見つけて、
 ひとりで食べてやるんだ。」

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「ウゥ〜、オイラ本気だあ〜!」


「………ところでさ、結局、
 煮干しは食べてあげたの?」


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「ああ、食べたさ。
 お詫びに、いつもの倍のヨダレを
 サービスしてやった。
 父さんの奴、泣きそうだったぜ。。。」


「………。」







×××××××××××××××××







「ごめんくださ〜ぃ、
 この辺りに、白くて大っきくて……、
 落ちてきませんでした?」


「ニャア、ニャニャニャー、
 ニャニャンがシーーーっ!」

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「・・・。」






「あ、小麦ちゃんだ!
 あのさあ、白くて大っきくてさあ、、、。」

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「それ、、、おいちそ〜ね。
 でもね、私ちらないの^^。
 え〜、やだぁ〜、
 わたち食べてないわよぉ〜、
 ホントなんだからぁ〜。」






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「ふぅ。
 やっぱり寅くんの言う通り
 まつ毛にご飯粒が付いてた
 だけなのかなぁ。。」






@@@@@@@@@@@@@@@@@@@






「やあペロくん。
 なんかイイ匂いでも見つけたの?」


「やあ寅くん。
 そうなんだ。ついさっき、
 ここでチーズを食べてた犬がいてさ。
 その欠片でも落ちてないかな〜と思ってさぁ〜。」

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「ペロくんは食べ物で頭いっぱいなんだね。
 そりゃ雲も大っきなご飯粒に見えちゃうわけだ!
 あ・・ごめん、冗談だよペロくん。。」


「いいんだ寅くん、、。
 あのデッカいご飯粒、
 やっぱりオイラの勘違いだったみたい。。
 もう考えるの、やめることにしたんだ。」


「………ぁ、ぁ、ぁ。」


「ん?どうしたの、寅くん。
 アイツの名前思い出したの?」


「………ぁ、ぁ、ぁ…。」



「ねえ?、…寅くん??」

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「まったくだよペロくん・・・。
 勘違いもいいとこだっ!
 あれはご飯粒なんかじゃない・・・、
 あれは、、」







「え?」






「あれは、、、



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「お医者さんがくれる、まず〜ぃおクスリだ。。
 あんなデカいの…、呑み込めない。。
 逃げなくちゃ、ペロくんっ!!
 さっ、早くっ!!」




「…え?え?」





『ブブブブブブブブブブブブブ……』




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「ペロくん!

 お尻に入れられるおクスリにも似てるから
 気をつけてー!!」


「エ、エ〜〜〜っ!!」






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柴犬ペロォ
2011.6.24生まれ♂。本名「夏の黒政号」。
娘さんデザインのダンボール造新築一戸建てから、

ケージ、ソファ、階段…、転々と寝場所を変えている。
趣味の洗濯物の上でオシッコすることはとっくに卒業。

現在の趣味は、、お友達と公園で遊ぶことさ!


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H. 柴犬ペロォ」カテゴリの記事

コメント

空飛ぶポラギノー●かな?

力作過ぎて、コメントしずらい…です。

ただの頭の体操です。
撮った写真なるべく全部に無理くりストーリーつけて・・・。
子供の頃にやった、適当な図形からなんかの絵に展開していく遊びと同じです

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