雨雨ふれふれ父~さんが~♪
ビーサンで慎重~に歩いてるぅ~
ピッチピッチじゃぶじゃぶランララ〜ン♪
「・・・ペロ、、待ってくれ。。
ビーサンがツルツル滑って
うまく歩けない。。
ツルっ!あぶねっ、・・フゥ。。
・・ほらね?」
ほらね?じゃねえよ〜。
雨の日はふつう長靴でしょ~が。
「大バカヤロウ!
このバミューダに合う長靴が
どこにあるってんだ!!
・・・・・おまえ、何してんだ?」
乾いたコンクリートで
濡れた体を拭いてるのさ。
クネクネ・・スリスリ・・。
「どうせまた、濡れる!
、、さっ、行くぞ!」
クネクネ・・スリスリ・・。
「まったく・・・先に行ってるぞ!
スタスタ・・、ツルっ!あっぶね。。
あーー!鼻緒が抜けちゃったよ!!
クイっクイっ・・・、よし治った。
・・・あ、また抜けた・・。もぉ〜〜!
このさい裸足でもいいんだけどなぁ。。」
・・・。
早くしろよ。
「ごめんごめ〜ん!待った^^!?」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブルブルっ!
いくぜ、父さん!!
「うむ。
父さんはおまえのジャンプを見ると
元気百倍アンパンマーン、なんだ。
・・・頼む。」
タタタっ・・、プニョ〜ン、
ペニョ〜〜〜ン!
ちょっとーーっ!
あまりカッコ良く撮れなかったからって
変な効果音つけるんじゃね〜よ!!
「エ?
あ、すまんすまん。。」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃぶじゃぶ。
あ!あれは・・・、
「・・スダジイさんか?」
ちげえよ!
アニーとネージュだよ!
あの飼い主さんはホントえらいんだ。
雨でも晴れでも変わらぬニコニコ笑顔で
中・大型犬と歩いてる。
犬の気持ちをちゃ〜んと
わかってらっしゃる飼い主さんなんだ。
「お〜、そこまで言うか。
うん。たしかに俺も尊敬してる。
オレが犬だったら、あそこに飼われたい!
そのくらい尊敬してる。」
こんちは〜^^!!
『あ〜、ペロちゃん^^!
雨でも散歩して、えらいね。
待っててね、オヤツあげるね^^!』
うん^^!!
ほらね。
ちゃんと犬の気持ちがわかってる。
むしゃむしゃ・・。
『またね〜^^!』
「ありがとうございます!」
さてと、お次は
水々しいお野菜でもいただくか・・。
モゾモゾ・・。
モゾモゾ・・。
「・・・行くぞ〜。」
まだ水々しいお野菜に
めぐり会えてね〜んだけど・・。
「おや、
おまえの頭の横!」
「亀さんが顔を出してるよ。」
ほんとだぁ。。
なんか縁起物だなぁ^^。
「ああ、オレとおまえだけの
プチパワースポットとしよう^^。」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ〜あ、ずいぶん濡れちゃったぜ。
テクテク・・。
区役所の噴水はお休みか。。
・・あの子、ワイルドだな〜。
噴水の中が通学路なんかな。。
よし、オイラも・・・、
な〜んてね、ムリムリ><!
絶対押すなよ!父さん!!
「それって・・、
押せってことか!?」
ちげえよ。。
「・・なんか今日のおまえ、
言葉遣いが汚いぞ…。」
んなことねえよ、…オヤジ。。
「あっあー!
今なんつった・・オヤジだと??」
あ〜言ったさ、オヤジ。。
俺ももういい歳だ。
いつまでたっても子供の俺じゃあ、
いつまでたっても、、
オヤジと酒・・酌み交わせねえだろ。。
「え・・・・・。
ペロっち、いやペロォ。。
おまえはオレの自慢のせがれだ!
父さんも、子離れしないとな・・。」
ああ。
とりあえずオヤジとは
もう一緒に風呂には入らねえ。。
自分の体は、自分が磨く。。
「そ、そっか、、
あんなにキライだったお風呂も
もう一人で入れるんだな。。
そっか、、ならば、
オヤツなんて子供だましも、卒業か。。
もうオヤツ越しのおまえの笑顔も、
見れなくなるんだな・・。
寂しくなるな。。」
ちょっと待った!!オヤジ!
いや、父さんそういう事じゃなくってさ、、
あのさ、、そのぉ、、、
「・・・ならば、父さんのオヤツ、、
これからももらってくれるのか・・?」
もてぃろんだよ!父さん!
ほんとはオイラ、いつまでも、、
父さんの子供のままでいたいんだ!
「ペロっち==><!!」
父さ==ん><!!
「・・・これからも父さんと、、
一緒に風呂に入ろうな。。」
えっ、あ、うん、、そだね。。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
父さん、
雨の日はお友達になかなか会えないね。
「ああ、
お家で用を済ませられる犬は
意外と多いからな。
雨の日はお散歩お休みってことだろう。」
もし、オイラが家でオシッコできてたら
雨の日はお散歩に行かなかった?」
「大バカヤロウ!
行くに決まってるだろ。
雨の日の散歩は、
オレたちの関係づくりに好都合って
だけでなく、健康面でもイイ事ばかり。
悪い事といったら、
おまえがズブ濡れになる事だけだ。」
オイラ、、ズブ濡れはヤダよ。
「・・ヤダか。。
本当にヤダか・・?」
え・・・・・。
「・・・ズブ濡れのおまえを、
・・・玄関で力強く、
・・・抱いて。」
・・・ゴクっ。。
「・・・体の隅々まで、
・・・タオルを滑らせ、」
・・・ア、アァ。。
「・・・ひとしきり滑らせたら
・・・今度はこの手を滑らせ、
・・・湿った部分を見つけだす。」
・・・ハゥっ。。
「・・・たまらずおまえは、
・・・父さんを、見上げる。
・・・瞳に互いが映ったら、、
・・・仕上げの、ギュっ。」
・・キュン♥
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「唄ってもいいかな。
・・・・・稲垣潤一。」
レ〜イン♪
もおっと 強〜く 降り注いでくれぇ〜
濡れて 二人は〜〜ァ ウフ〜〜〜♪
レ〜イン
もおっと 強〜く 求めてくれぇ〜
冷えた カラダで〜〜 ゥフゥ〜〜ン♪
雨の音さえ〜 隠せぬ〜〜〜罪〜〜・・
トゥルトゥ、トゥルトゥ・・・♪
ウットリだよ、父さん。
その唄声、
オイラだけに聞かせるのは勿体よ。
「あっはっは。
嬉しい事を言ってくれるじゃないか。
でもな、ほら、横を見てみろ。」
え?
ああーーー!!!
いつの間にオーディエンス。。
完膚なきまでにウットリしているね。
大先輩。。
「ああ。
わるいがペロよ。
大先輩と一服するから、
コンクリートで体を拭いていてくれ。」
オッケ。
スリスリ・・・。
いつも見てくれて、ありがとう。
下のオイラを押しておくれよ〜。
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柴犬ペロォ
2011.6.24生まれ♂。本名「夏の黒政号」。
娘さんデザインのダンボール造新築一戸建てから、
ケージ、ソファ、階段…、転々と寝場所を変えている。
趣味の洗濯物の上でオシッコすることはとっくに卒業。
現在の趣味は、、お友達と公園で遊ぶことさ!