224話 くちなしの花の思い出。
お、この香りは・・、
そうれす、くちなしの花の
季節到来なのれす。
父さん、
オイラと散歩するようになって
初めてくちなしの花の香りを
知ったそうれす。
マスクから鼻を出して
クンクンと満足そうに
目を瞑っているのれす。
そうそう、
くちなしの花といえば、
父さんはこの九年間、
ずっと勘違いをし続けている
事があるのれす。
みなさん、
くちなしの花、という歌を
ご存知れすよね。
「くちなしの花〜の〜♪
花の香りが〜〜♪」
「くちなしの〜白い花〜♪
お前の〜よ〜〜なあ〜♪
花〜〜だ〜〜ったあ〜♪」
両方とも、この歌の
代表的なフレーズれすよね。
ところが父さん、
長い間、
この二つがそれぞれ
別の歌のフレーズだと
勘違いをしていたのれす。
しかも、
どちらかが渡哲也の歌、
どちらかが裕次郎の歌、
だと思い込んで
それっぽく渋さを使い分けて
粘っこくリフレイン
していたのれす。
バカれすね。
しかし、
その日は突然やってきたのれす。
いつものように父さん、
何の気なしに口ずさんでいたら、、
あれ、つながった・・
つながっちゃったよ〜><!!
まさかの気づきに
父さんは感激していましたが、
オイラは、、
短いフレーズを粘っこく
大事そうにに歌い上げていた
父さんが好きれした。
くちなしの花には、
そんな思い出があるのれす。
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2011.6.24生まれ♂。本名「夏の黒政号」。
娘さんデザインのダンボール造新築一戸建てから、
ケージ、ソファ、階段…、転々と寝場所を変えている。
趣味の洗濯物の上でオシッコすることはとっくに卒業
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コメント
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別々なフレーズ笑えました
投稿: おっさんようさん | 2021.06.16 10:07
シロシは知ってたよね。
いま、くちなしの白い花がいっぱい咲いてるよ。
甘いいい香り。
投稿: ペロォ | 2021.06.16 10:40